【ジャズボーカル】今日のスタンダード曲 / If I Were A Bell

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みなさんこんにちわ!

ボーカルの日比しおりです。


ジャズの持ち歌、

増やしていきたいけど、

一体何から手をつけたらいいの?

そんなあなたへ!

 

 


プロボーカルなら歌えておきたい


こちらのタイトル

【ジャズボーカルのスタンダード曲集】

では、プロのジャズボーカルなら

全員歌えるといっても過言ではない

超スタンダード曲をご紹介していきます。

  1. 使いやすい
  2. ウケがいい
  3. 歌えたらおしゃれ!

 3拍子揃った

プロボーカルのレパートリーを

お教えします!

 1950年 If I Were A Bell 

今日のスタンダード曲は、

『If I Were A Bell』

(いふ あい わー あ べる)

 

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直訳すると

『もしもわたしが鐘だったら』です。


初めて沸き上がってくる

高揚した気持ちを

自分の知ってるアレコレに例えて

一生懸命伝えようとしている、

とても無垢で可愛い曲です。


まずは曲を聴いてみましょう!


今日はわたしの大好きな

ジャズボーカル

Ella Fitzgeraldさんの

(えら・ふぃっつじぇらるど)

バージョンでお届けします!

 

キーはCです!


Ella Fitzgerald -- If I Were a Bell

 英歌詞を見てみよう

Ask me how do I feel,

Now that we're cosy and clinging;

Well sir, all I can say is

If I were a bell I'd be ringing!

 
From the moment we kissed goodnight,

That's the way I just gotta behave,

And if I were a lamp I'd light,

Or if I were a banner I'd wave!

 
Ask me how do I feel,

Little me with my quiet upbringing;

Well sir, all I can say is

If I were a gate I'd be swinging!


And if I were a watch,

I'd start popping my spring,

Oh, and if I were a bell

I'd go "Ding dong ding dong ding!". 


Ask me how do I feel

From this chemistry lesson I'm learning;

Well sir, all I can say is

If I were a bridge I'd be burning!

 
Well, I knew my moral would crack

From the wonderful way you looked;

Boy, if I were a duck I'd quack,

Or if I were a goose I'd be cooked!

 
Ask me how do I feel

Now that we're fondly caressing;

And if I were a salad,

I know I'd be splashing my dressing!

 
Or if I were a season,

I'd surely be Spring,

Yes, and if I were a bell,

Say, if I were a bell,

If I were a bell

I'd go "Ding dong ding dong ding!".

 

和訳するとこんなかんじ


聞いて!どんな感じかっていうと、

こうして抱きしめ合ってると

もし私が鐘だったら鳴りっぱなしなの


キスしてからそんな感じなの

例えば、もしランプだったらピカピカ光り

もし旗だったらパタパタなびいてる

 
聞いて!どんな感じかっていうと、

おしとやかに育ってきた私でも

もし扉だったとしたら揺れっぱなしだし

 
もし私が腕時計だったら

中のゼンマイが飛び出て、

鐘ならゴーンゴーン鳴り響いてる!

そんな気持ち!

 
聞いて!どんな感じかっていうと、

これはもはや一種の化学の勉強ね

 
自制心なんて、

電球のフィラメントが火を噴ぬように

焼け落ちてくの

もしアヒルだったら鳴いて命乞い

ガチョウだったらもう料理されちゃってる

 
聞いて!どんな感じかっていうと、

こんなして抱きしめ合ってると

例えば、もし私がサラダだったら

ドレッシングを跳ね飛ばしてるし

 
季節だとしたらきっと春だろうし

鐘ならキンコンカンコンキーン!

もう、そんな感じ!

 知りたい!曲の背景

誰が作ったの?

作曲作詞者は

Frank Loesser (1910-1969)

(ふらんく れっさー)

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1950年、

ミュージカル『Guys and Dolls』の為に

作詞作曲されたこの曲は

本編ではピュアな修道女役さんが歌います。

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ぜひこの雰囲気もお楽しみいただきたいので、

敬意を表しミュージカル版の

動画を掲載します!

酔っ払った彼女が

とりあえず噴水に頭を突っ込み

酔いを覚ましてるっていう

無邪気…なところから始まりますが、

こんなにからみ酒あばれ酒の

グデングデンな彼女を

嫌な顔一つせず解放する彼。

心広すぎ。


If I were a bell-Guys & Dolls

1959年に

トランペッターMiles Davisが

収録したバージョンも有名で

インストとしても大人気。

多くのボーカリストにもカバーされ続けます。

 

さらにこのミュージカル

『Guys and Dilla』はリメイクも何度も

されており、

何と日本でも宝塚歌劇団にて

1984年から2015年までリメイクされ

ています!気になる!!

 

プロボーカルから見る曲のポイント

揃えられた歌い出しの単語

『Ask me how do I feel~』

『If I were~』と、

同じ単語が繰り返し出てくることで

スイングのリズムにさらに親しみを

持たせることができます。

ミュージカル曲らしく

『話したいことに音楽がついている』ので、

聞き手への説得力を高めるために

流れ行くメロディに単語が

埋もれてしまわないよう

しっかりと歌い出して行きましょう。


セクション[B]が巧妙

楽譜を見れば一目瞭然です。

8小節あるセクション[B]は

ほぼ同じ音で構成されるメロディかと

思いきやびっくり、

7小節目で急に11度もピッチがあがります!

このトリッキーさを相手に感じさせない

ソツのない歌いこなしが必要ですね!


日比しおりのまとめ

1.使いやすい

テンポ100~200までがオススメ!

歌詞の語呂の良さも、

軽快な雰囲気を後押しします。

歌い出しの歌詞もサビのように一緒なので

キャッチーです。

 

2.ウケがいい。

イントロのチャイムにもした

『キーンコーンカーンコーン』という

チャイムの様なイントロ!

これば楽譜にも記載があり、

お客様にも深く馴染みのある

このメロディで、

とっても景気良く可愛く

曲を始められますね!

3.歌えたらおしゃれ!

滑舌の良さとピッチ感、

そして歌詞をスイングさせるノリが

兼ね備わってこそ歌える一曲です。


いかがでしたか?

ではでは、次回もお楽しみに!

ありがとうございました!